『キン肉マン』に学ぶ、きめ細やかなマネジメント方略|idearium cast #88

idearium castの88回目更新しました。こちらのPodcastはブラウザでそのまま聴くこともできますが、Anchorのideariumのページにアクセスし、アプリをダウンロードしていただくと、スマホやパソコンで「ながら作業」をしながら再生可能です!またSpotifyでも聴けます。


『キン肉マン』に学ぶ、きめ細やかなマネジメント方略|idearium cast #88

  • 最近、キン肉マンの連載更新が週1の楽しみになっているミナベ。
  • 現在のキン肉マンは、以前36巻で終わっていたものの続きで“リバイバル”として連載しており、現在の最新刊は72巻となっている。
  • リバイバル作品は、ウケるものとウケないものとが明確に分かれる。その違いは、ズバリ「ファンの期待値を大切にしたかどうか」である。
  • ウケない作品では、作者が奇をてらってしまい、前の作品で大人気だったキャラがぞんざいに扱われてしまう。「昔好きだったあのキャラのかっこいい姿を見たい」と「同じような作品では飽きる」というファンの2つの心理のバランスを見極めることが大事。
  • これは、組織における「心理的契約」の話と同じ。心理的契約とは、いわゆる明文化されている契約ではなく、暗黙のうちに関係性のなかで構築された期待値のこと。
  • 期待値のサーベイを適当にするのではなく、ミクロに相手のことをよく理解すること。これは、組織におけるマネジメントにおいてもリバイバルの漫画作品においても、とても大事なことである。

ミミクリ &ドングリはデザインの力で創造性の土壌を耕し、組織の課題解決を実践するデザインファームです。40名の研究者、ファシリテーター、コンサルタント、デザイナーが在籍しながら、具体的な技術から思想や哲学まで含めた広い意味での方法論 (methodology) を学術的に研究しています。

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