idearium castの85回目更新しました。こちらのPodcastはブラウザでそのまま聴くこともできますが、Anchorのideariumのページにアクセスし、アプリをダウンロードしていただくと、スマホやパソコンで「ながら作業」をしながら再生可能です!またSpotifyでも聴けます。
ダイナミックアイデンティティに見る組織の新たな形とは|idearium cast #85
- いわゆるCIデザインとは、「この会社の理念はこうです、行動指針はこうです、それを象徴するとこういうグラフィックになります」と、会社の定義をするようなもの。
- 一方で、ダイナミックアイデンティティデザインは、変化を前提とする。
- ダイナミックアイデンティティデザインを説明する際に取り上げるのが「キティちゃん」。キティちゃんには強烈なアイデンティティがあるが、幅広い仕事を担っているがために、キティちゃんの人格性が勝手にいろいろなところでアップデートされている。しかし同時に、キティちゃんはキティちゃんであり続けてもいる。
- そのような変化を前提としたシステムを、CI・アイデンティティの分野でも作ることで、組織が発展・変化によって表しやすくしよう、というのがダイナミックアイデンティティデザインの背景。
- 表層上の整備だけではなく、意味づけから辿っていかないと、アイデンティティというものは機能しない。氷山モデルの見えない部分や「組織」が大切であるという意識が少しずつ生まれてきているからこそ、これから日本でもダイナミックアイデンティティを考える必要性が高まってくるのではないか。
ミミクリ &ドングリはデザインの力で創造性の土壌を耕し、組織の課題解決を実践するデザインファームです。40名の研究者、ファシリテーター、コンサルタント、デザイナーが在籍しながら、具体的な技術から思想や哲学まで含めた広い意味での方法論 (methodology) を学術的に研究しています。
学術研究を裏づけにしながら、組織をよりよくするお手伝いをさせて頂いた実例資料を無料配布しております。下記よりぜひご確認ください。