
idearium castの94回目更新しました。こちらのPodcastはブラウザでそのまま聴くこともできますが、Anchorのideariumのページにアクセスし、アプリをダウンロードしていただくと、スマホやパソコンで「ながら作業」をしながら再生可能です!またSpotifyでも聴けます。
のび太のポテンシャルを活かすタレントマネジメント方略|idearium cast #94
- のび太はポテンシャルを秘めているけど、それを殺すマネジメント・フィードバックをされているのではないか、という説を唱えるミナベ。
- のび太がテストで100点をとった回がある。先生もドラえもんも「たまたま、ラッキーだったね!」というスタンスだったが、それは実は最悪のフィードバック。
- 知能に関するある研究は、「自分の知能は変わる」と信じている子供と信じていない子供では、前者の方が実際に変化し、そしてそれには親の価値観が非常に影響しているという結果を示した。
- そういう観点から、良いフィードバックとは、現在という“点”にフォーカスしたものではなく、「以前と比べてこうしたら、こうなった」という“線”に基づいたものであるべき。そうしないと、個人の知能観を固定化し「変わろう」というモチベーションを削いでしまうことになる。
- のび太の100点に対しても、「たまたま、ラッキだったね!」ではなく「たまたま勉強したところが成果につながったね!」という言葉に置き換えるだけで、ポテンシャルが生かされる可能性があったのではないか。
ミミクリ &ドングリはデザインの力で創造性の土壌を耕し、組織の課題解決を実践するデザインファームです。40名の研究者、ファシリテーター、コンサルタント、デザイナーが在籍しながら、具体的な技術から思想や哲学まで含めた広い意味での方法論 (methodology) を学術的に研究しています。
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