校長先生は朝礼でどうファシリテーションすべきか|idearium cast #90

idearium castの90回目更新しました。こちらのPodcastはブラウザでそのまま聴くこともできますが、Anchorのideariumのページにアクセスし、アプリをダウンロードしていただくと、スマホやパソコンで「ながら作業」をしながら再生可能です!またSpotifyでも聴けます。


校長先生は朝礼でどうファシリテーションすべきか|idearium cast #90

  • ミナベの問い「校長先生の朝礼は、ファシリテーションに一番失敗している例ではないか?」
  • そもそもファシリテーターは意味づけを説明することが大事で、場の目的をホールドしていなければいないが、小学校の頃教えられる「前にならえ」などの動作にはWHYは説明されていない。
  • 教壇立つとファシリテーションがしづらい。子供の手元が俯瞰できることで、上下関係が非常に明確になってしまう。校長先生が朝礼で乗るような台は、その最たるもの。
  • 「結局何が言いたいのか」が見えないまま、暗中模索状態で話を聞いている感覚になる。プロセスの全体像を見せる時間が設けられていない。
  • ワークショップでも、ヘタなファシリテーターが作る場では、参加者が「このワークは何につながるのだろう?」と思ってしまい、思考が断絶することになってしまう。
  • 校長先生の朝礼であれば、「まずは3分聞いて。そのあとはみんなで考えてみよう」という声かけなどができたら。
  • 今回は、校長先生の朝礼のステレオタイプをヒントにしたが、このような状況の縮図は意外とよくあるはず。

ミミクリ &ドングリはデザインの力で創造性の土壌を耕し、組織の課題解決を実践するデザインファームです。40名の研究者、ファシリテーター、コンサルタント、デザイナーが在籍しながら、具体的な技術から思想や哲学まで含めた広い意味での方法論 (methodology) を学術的に研究しています。

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